◇雪ノ宮透/634
一番安全そう!と思って一番最初に持ってきてみたんですけど…。
4人の中では比較的、最初に攻略した透ともう一人の博嗣ってキャラは安全そうな感じの人物かな~と思います。
だけど、はっきり言って透は心開いてくれるまでは、マジで冷たいし博嗣もいちいちうるさいし、普通に嫌な奴だなやっぱり…ムカムカ…って感じでプレイしていました(笑)
何だか今回のゲームって、序盤何も分からず進めていると自分の心がどんどん狭くなって、ムカムカしてばかりいた気がします(爆)
主人公の和樹は兄が亡くなった事により、桐島家伝統?の弔いの儀式の為に別荘に滞在しています。
そこに東京から来た財閥の息子軍団が来るって感じですね。
出会い自体が唐突なんだけど、車が壊れたと言って世話してやったのに(←私の気持ちですw)、意味の分からんゲームさせられて和樹はハメられた感満載。
金持ち息子どもの暇つぶしにつき合わされているって感じが凄くしました。
この4人組の中でも一番厄介なのが美作という人物なんですけど、その人の提案したゲームをしなければならなくなり、一ヵ月以内に和樹が彼らのうち誰か1人でも殺さなければならないというもの。
和樹が何故、この提案を受け入れる以外の道が無かったのか…。
それは…、
この4人にはめられて薬を盛られた和樹が、アハンウフンな事(一応未遂だけど色々されてる)を致されている動画を撮られていたからという最低最悪な始まりなんですよ(笑)
まぁよくある、よくあるのか?
この動画をネットで公開されたくなければ~的な感じなせいで、ゲームに参加せざるを得なくなるんです。
とにかく、この一ヵ月という期間内に4人のうち誰かを殺すか、その動画が収められているSDカードみたいなものを探せばゲーム終了となっております。
だが、何というかですね、積極的に絡んでくるキャラクター約2名が、美作はいちいち和樹を怒らせるような事を言ってくるし、ちょっと何か考えてるか分からないけど思考がゲスすぎるのは確か。
それと、もう一人が橘なんですけど、この人はとにかく暴力で支配しようとするし何かと和樹に手を出そうとする。
声は良いのにキャラはゲス2号すぎて不安しかない。
恋愛ゲームに普通にある人と人の距離の近づき方から、恋愛感情へと変化していく…
みたいな、恋愛ゲームの中では当たり前の展開が全く期待できない内容なので(笑)
ただただ、和樹を怒らせたり困らせたりして、日常の退屈を凌いでいる感じがするし、そうゆう出来事が主となって最初は進んでいくのでとにかくムカムカします!笑
一応クソ野郎だな!と思っていた4人にも、色々と事情があるというのは見え隠れしているし、透ルート内で透に関しても分かってくると、その人の和樹への対応の理由みたいなものも見えてくるんですけどね。
少し間をおいてプレイ再開した事で、最初に感じてた"脳内でキャラを殺す"という殺意めいたものは無くなりましたが、なかなか奇抜なゲームだなと思います(笑)
話が逸れまくりましたが、透というキャラクターは4人の中でも割と冷静なタイプ。
1人だけ少し離れた所から3人が何かしている様子を見守っているような感じの人なんですけど、一対一で顔を突き合わせると、とにかく冷たい!
和樹に辛辣な言葉とかドスドス投げかけてくるので、何だ…無害だと思ってたけど普通に有害じゃん…って最初は思いました(笑)
美作というボス的キャラとは幼馴染みたいな感じではるんだけど、彼らの友人関係って普通の友人関係とはちょっと違う感じなので…。
シナリオ中でも和樹が「友達ではないのか?」とか「そうゆうのを友人というのか?」という風に、理解出来ない部分なんかも出てくる。
4人とも大財閥の次男だったり長男だったりするので、普通ではない家庭で育ったからこそ、ちょっとズレてるというか、歪んでいる部分があるって感じかな。
まぁその中でも透はわりと普通の部類だと思うけど、この人にも過去と色々あって今の感じになっています。
中盤くらいまでは、とにかく凄く感じ悪いです。
こんな奴と恋愛になんてなるかよクソ―!!って思ってたんだけど、和樹がとにかく本当に真っ白なので、透相手だけでなくても「信じちゃいかん!」とPCに叫びたくなる所がちょいちょいある。
(ちなみに今やってる美作ルートでは、何度もPC画面に向かって「ダメ―!

」ってやってます。)
だけど、そんな和樹だからこそ透は辛辣な態度だったという部分もあるし、そんな和樹だからこそ透が和樹を好きになったというのも出てくるので…。
和樹があの和樹だからこその内容なのかなとも思います、終わってみれば思う事だけど。
あまりにもムカムカするキャラばかりなので、どうなる事やらと思っていたんですけど、透とは普通に恋愛しててちょっと安心しました。
最初こそおかしなゲームをさせられているし、どいつもこいつも信用ならん!って思いながら進めてたんですけど(-_-;)
ちょっとずつストーリーが進んでいくと、透と会話する場面も増えてくるんですよ。
序盤は世の事を知らなすぎる和樹に対して、透もきつい対応をしているし、いちいち言ってくる言葉が和樹の癇に障るんですけど(笑)
透には透なりの理由があって、和樹にそういった対応をしているし、和樹自身も本当に何も知らないので…。
打ちのめされたり悔しい思いをしながらも、その事実を受け入れていくようになる。
そうすると、自分の知らない事を自分の目で見たい、ちゃんと知りたいと思うように変化していく。
透の方も、和樹のこの真っ白さがどうしてなのか?というのを知っていったり、和樹自身の事を知っていくと、少しずつ対応に変化が見えてきます。
本当の透という人物は普通に優しい好青年ですし、あの厳しい言葉の裏にあった優しさみたいなものも見えてくるようになる。
やっとやっと、2人の心が違づいて恋心らしきものが出て来たじゃんか~!と興奮していたのもつかの間。
忘れてはいけない、美作という大ボスがいる事を…。
透は美作とは学生時代からずーっと知っているので、彼がどんな人物でどうゆうものに興味が湧いて、どうゆうものに興味がなくなるか分かっているんですよ。
逆を言えば、美作が透の事を彼ならこうゆう時はどうするか?というものも分かってるって事なんだけど…。
和樹を守りたいと思うようになってくると、透は和樹に美作が興味の失せる対処の仕方を教えたりするんだけど、大ボスはそんな事すぐに気付きます…さすが勘が鋭い(*_*)
「透に何か言われた?」とか言われた時には、ひぃ~!バレた!怖い!!!と思いました。(笑)
とにかく凄く頭が回るし先回りして色んな行動をしているので、大ボス超怖いんですよね…。
それと、ここで描かれているのは2人の恋の過程と美作とのゲームだけではないので!
透と和樹が距離を縮めていく過程でも、小さな出来事がちょこちょこと起きていくんですけどね。
後からそれが美作が和樹の反応を面白がってやっていた事だったり、桐島家の謎という部分での出来事だったりと様々な事が起こる。
こういった小さな出来事を経ながら、和樹と透は距離を縮めていく事になります。
元々、透と和樹の会話が増えていく中で、透の家の事だったり彼自身の事について、聞く機会も増えていくんです。
そうすると、その会話の中で気になる部分がちょこちょこと出始める。
それらが少しずつ明らかになってきて、初回感想でも言ったけどお手伝いさんの依子のヒステリーとか、執事の馨の変貌とか……。
最近屋敷の周りで起きる不可解な出来事とかとかとか。
どんどんホラーな方向性に物語がシフトしていって、クソみたいなゲームとかしてる場合じゃないぜ!って感じになってきます。
2人がいぃ感じになった所で美作の邪魔が入ったり、ホラーな出来事が起きたりするんだけど、とにかく桐島パワーで解決できる部分もあれば、そうじゃない部分もあるって感じですかね。
一応桐島家に伝わる云々とかは物語の真相になると思うので伏せますが、人間の怖さだけでなく他の怖さも出てくる。
それにBEST EDの終わり方も、誰の視点で見るかによって感じ方が変わりそうだな。
和樹や透、美作とかも見方によっては幸せだと思うんだけど、和樹の事を想っていた人からしたら、これは幸せ!とは言えない物悲しいものがありそうかな~と思います。
美作みたいなタイプって相手にしたら凄く面倒臭いし、恋愛がどうとかでこの人が変わるとは一ミリも思えない。
だけど、それよりも怖い存在がいる…みたいな感じです(笑)
物語が進んでいく中でも、コイツヤバいな!って思うのが2人程出てくるんですけど、まぁ何てゆうかBADに関わっている人も居るし、ちょいちょいその辺は見え隠れしているので(笑)
色んな人が普通じゃない所が多々出てくるので、終わってみたら面白かったな…と思っている自分がいます。
最初は「こんな胸糞ゲーム!」と思ってたけど、不思議なもんですね…。
そして、和樹がハメられた忌まわしいあのゲーム、それをどうゆう形で終わらせるか?というのが結構大きな分岐点じゃないかなと思います。
BADも結構な数取りに行ったなと思うんだけど、ピルスラらしいBADも満載だったし、美作が絡むものもあった…。
BESTは思っていたよりも普通に幸せだったし、普通に恋愛してたしめでたしめでたしってなってた分、数あるBAD EDがなかなかだったかな。
途中のスチルとかも、私的にはparadiseの某スチルより平気だったけど、まぁグロちっくなものもあります。
コレ買ってやってみて!とはなかなか言い難いゲームだなとは思うんだけど、終わってみたら私プレイ中に頭抱えて「だめ~!和樹信じちゃダメだよ~!!」とか「絶対これこうなるやつや…」とか言いながら楽しんでいた気がします。
真相部分とかも序盤から"何かある"と匂わされはするけど、それが何か全く分からないですしね。
物語が進んでいく中で小出しに色々な事が起こってくると、桐島家の隠されたものみたいな部分とか、和樹の知らなかった○○とか。
色んなものが見えてくるので、気になって夢中で進めちゃう感じでした。
怖かったしムカムカした事もあったけど、結局面白かったのかも。
そして、今大ボスの美作を攻略してますが、ムカつきます!!(笑)ムカつくけど、多分嫌いにはならない気がしていている……。
あの油断ならない感じというか、自分の目的の為(自分が楽しむ為)には手段を選ばない感じとか、嫌いじゃない気がして来た謎。
まだ分らないけど、なんか、今中盤くらいまで進んでいるんだけど、あんなに何度も殺したいと思ってたのに、今そんな事全く思わず進めています。
最後に美作推しになってたらマジで恐怖しかないですが、最後まで進めてみようと思います…。
という事で、本日はこの辺で(^o^)
最後までお付き合い下さいまして、ありがとうございました~♪┏○ペコ
今思ったけど、3連休?
超嬉しい(∩´∀`)∩ワーイ
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